2010年10月3日日曜日

「アラド戦記」の日韓トッププレイヤーが激突する「日韓

 2008年2月3日,オンラインアクションRPG「アラド戦記」のPvPイベント「日韓決闘大会 KOREA Round」が,韓国 ソウルのI’PARK mall e-Sports メイプルストーリー rmt
Stadiumで開催された。
 1月19日に行われた「日韓決闘大会 JAPAN Round」はいわば前半戦にあたり,Set1?Set3の3回戦を行い,「6?5」と日本が1ポイント優勢という結果に終わっている。
 2月3日のKOREAN Roundで残るSet4,Set5を戦い,その総合成績によって ラテール rmt
優勝国が決定される。またこの日は,国別対抗戦とは別に,アラド戦記最強のプレイヤーを決める個人戦も同時に実施された。
 今回4GamerはKOREA Roundを現地取材してきた。韓国におけるアラド戦記(原題 Dungeon & Fighter)の人気の高さ,そして日本選手の健闘ぶりをお伝えしよう。

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浴衣に着替えてからメイクをしてもらう日本チームの面々。男性の彼らがお化粧するのは,たぶん人生初の体験なのではなかろうか?
class="cap">抽選会前に談笑するメンバー。なお,一部マシンでパッド設定がうまくいかない,スキルの効果音が出ないなどの不具合が発生。予定より1時間遅れで予選がスタートした

 大会当日のスケジュールは,まず11:00AMから個人トーナメント予選を行ってベスト4まで選出し,1:00PMよりメインステージ上で優勝者を決める予定だっ
たのだが,選手の会場入りは何と朝の8:00AM。事前のセッティングや入場のリハーサルを含めても,これはかなり早いなあと思われる時間だ。
 というのも,本大会の様子は韓国の24時間ゲーム専門チャンネルで放送されるため,ユニフォームへの着替えに加えて,全員テレビ向けにメイクする時間が必要なのだ。なお,放映が韓国ではちょうど旧正月の時期であ
り,ユニフォームには“各国の伝統衣装”が選ばれ,韓国チームは韓服(ハンボク)を,日本チームは浴衣を着用していた。素材や色合いによっては礼服にもなる韓服に比べると正装度は落ちるものの,まぁ浴衣も伝統的な衣装といえなくもないか……。
 個人戦の組み合わせ抽選だが,初戦は必ずチームメンバーの誰かと当たるようになっており,日本チームの組み合わ
せは以下の通りだ。

寿選手 vs. gaia201x選手
輝の進選手 vs. ファバル選手
アミリア選手 vs. あー君選手

 予選会はメインステージではなく,大学の教室のようなだだっ広い部屋で好きな席を選んで座るという実に自由な空気。どちらの選手も自分の試合がないときは,他人のプレイをうしろからじ
っくり偵察可能というゆるゆるさだ。
 ただし,試合には必ず審判が立会い,不正行為やマシンの不具合が影響を与えていないか,きちんとチェックしている。予選直前までは浴衣姿で写真を撮り合ったり,近い席のメンバーとしゃべりながらスキル取りをしていた彼らも,審判が背後に立ち予選開始が近づくとやはり緊張するらしい。しきりに掌の汗をふき,口数
も少なくなり真剣な表情に変わるのが見て取れた。

豪華なセットを組んだイベント会場とはミスマッチだが,トーナメント表はスタッフによる手書き。韓国ではイベントに普段のキャラクター名ではなく本名で出場するのが通例らしい
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 日本チームから2回戦に進んだのは,寿選手,ファバル選手,アミ
リア選手の3名で2回戦以降は韓国選手との試合も組まれる。最終的にベスト4に残ったのは,寿選手,ファバル選手,カマエルセラフ選手,ミサ選手となった。


こちらは韓国チームのカマエルセラフ選手。韓国大会で優勝経験のある実力派で,「Dungeon
& Fighter」プレイヤーの間では広く名前を知られる有名人だ
 ここで選手達は昼食も兼ねて一旦控え室へ移動。メインステージで行われた試合解説に移る前に,ここで両国選手に日韓対抗戦への意気込みなどを聞いてみた。
 韓国チーム
リーダーのジンヨンアサランヘ選手は,「今日は本当に多くのD&Fファンの皆さんが,試合を見に来てくれています。だからきちっとした試合をしたいし,かっこいいプレイを日本の皆さんにも見せたいです。もちろん勝たねばなりません」「前回のJAPAN Roundで負けたのは正直予想外でした。どうしたらよいかしっかり考えを練って来ましたので,今日はその考えが
現実のものになるでしょう」と述べてくれた。

 またほかの選手も交えて,一番対戦したくない日本選手は誰という問いに対して,一番人気(不人気?)だったのは阿修羅をプレイする寿選手であった。JAPAN Round終了後に日本チーム対策として特訓などをしたのかと尋ねると,6人で2週間の強化合宿を行ったというではないか。旧正月前の冬休みに突入して
いたからこそ可能だったのだろうが,日本のプレイヤーにはちょっと想像しがたい熱の入れようである。
日本選手への試合前インタビューは,現地入りした前日の2月2日,宿泊先のホテルで行っている
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 一方の日本選手には,どんな戦い方をしたいかという質問を投げてみたところ「JAPAN Round前には,日本チームはボロ負けするなどと言われたが,実際には勝てました。韓国チームは格闘家が多く,自分のウェポンマスターは投げ技に弱いのですが,仲間のアドバイスを聞いて
本番では見せ場を作りたい」(あー君選手),「実際に前回の試合をしてみるまでは,韓国の選手のほうが強いと思っていました。しかし今まで自分が戦ってきた日本のアラド戦記トッププレイヤーに比べて,彼らはさほど変わらない実力だと思いました。勝つ可能性はあります,無理ではありません」(ファバル選手)と,控えめながら力強いコメントをくれた。



個人戦トーナメント


 さて,午後からは舞台をメインステージに移し,個人トーナメント ベスト4の試合より再開である。予選会場から戻ってみれば,驚いたことに会
場はすでに観客で寿司詰め状態で,明らかに小学生から10代半ばの参加者が,人ごみの中で一生懸命,正面スクリーンを見ようとしている。
 会場では別段ここでしか買えないオリジナルグッズが販売されているわけでもないのに,ゲーム内の有名プレイヤーのプレイ見たさでこれだけの客が集まるというのは,韓国における本タイトルの強さを見せ付けてくれるも
のであった。
 なおKOREA Roundのレギュレーションだが,JAPAN Roundからとくに変更はない。クライアントは日本のバージョンに準拠し,消費アイテムは一部を除いて原則使用不可。すべての対戦で,3本勝負の2本を先取した選手の勝利となる。

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 個人戦は「寿選手(毒王) vs. カマエルセラフ選手(ストライカー)」の試合からスタート。1本目は試合開始約40秒で,カマエルセラフ選手が寿選手をKO。2本目も同じくカマエルセラフ選手は「ハイパーアーマー」をかけた状態で強引に接近戦に持ち込み,コンボを綺麗に決め
る。寿選手は反撃のチャンスもないままに0-2で負けてしまった。
 続く「ファバル選手(マイスター) vs. ミサ選手(グラップラー)」だが,予選を常に2-0と無敗で勝ち上がってきたファバル選手は,どうやら注目選手だったようだ。マイスターは自爆型ロボット「ガンナーロボット」の設置と,手榴弾などを用いた攻撃を得意とするクラス。1本目は開始早々から
ミサ選手がファバル選手に距離を取らせず,大技スパイアと連続コンボであっという間に1本先取した。
 2本目はファバル選手もスライディングを活用して,慎重に距離を取りつつロボ

引用元:アイオン-ナビ AION-NAVI - AION,アイオンの掲示板,BBSです,ユニーク 装備の情報,WIKI 攻略,RMT コンビニなどサービスを提供します。

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